IT関連企業A社

社内イントラの情報共有


IT関連企業 A 社では、社内イントラで情報共有ポータル システムとしてご利用いただいております。
2,500名の社員の皆様が毎日利用されるイントラWebポータルということで、 導入決定までの経緯とテスト検討項目などCMS採用の参考になると思います。
また、私たちの開発コンセプトが様々なパフォーマンスをバランスよくご提供できた好例の一つです。

  • ユーザー:IT関連企業 A 社
  • 運用環境:社内イントラ環境
  • 利用目的:情報共有ポータル システム
  • 導入期日:2004年10月1日(検証用試用版は7月)
  • 運用開始:2004年12月1日


運用開始までの流れ
2004年6月某日
IT関連企業A社A氏よりi-SITE PORTALについて照会をいただく。
2004年7月某日
代理店より、テスト検証用システムをお届けする。
2004年8月某日
ユーザ情報の連携機能の仕様を検討する。
2004年10月某日
仕様の最終確認と調整を行う。
2004年12月1日
ポータルサイト グランドオープン

導入までの経緯
導入背景
社内イントラを利用した全社情報共有システムとして、サーバを利用した静的な文書を中心とした情報掲載と公開による情報共有を行っていた。 運用開始当初はうまく機能しているように思えたが、各部署による取り組みの違いにより、情報の更新が滞り期限切れの情報・誤った情報の掲載放置などが目立ち始めた。 さらに、掲載されている情報の質の問題以上に、部署・担当者ごとに掲載方法が異なり、 情報の存在そのものが掲載をした担当者でなければわからなくなるという、本来の目的である「情報共有」とはかけ離れた状態となってしまった。 混沌とした情報共有を解決する為の導入を検討するに至った。
選定条件
平成16年春より市販・オープンソースを問わず情報収集を行った結果、i-SITE PORTALを含む4社製品に絞り込むことができた。
  • 静的HTMLによるCMS:1製品
  • 動的HTMLによるCMS:3製品(i-SITE PORTAL含む)

抱えていた問題とi-SITE導入による成果
ユーザ・所属部署ごとのアクセス制御を容易に実現したい
静的HTMLによるCMSでは、細かなアクセス制御が難しく、人事系のシステムとの連携も困難であり採用を断念する。

セキュアな情報共有には細かなアクセス制御が可能な動的なCMSが適しており、 i-SITE PORTALでは、人事情報連携オプションが可能だった。 また、アクセス集中した際の動作が不利と言われる動的CMSであるが、 i-SITE PORTALのテスト運用において何ら問題ないことを確認した。
導入コストを低く抑えたい
「安価で、より良い」ものであることはクリアされなければならない。

i-SITE PORTALは、商用製品の中で特に安価であった。
短期間で導入・開発し運用を始めたい
8月に採用製品を絞り込み、本運用開始が12月1日を予定している。 その間にはシステムの検証運用2ヶ月を想定している為、実質2ヶ月以内で本運用を開始できることが必要である。 動的CMS製品では、システム構築と共に開発作業が必要で、期間内に構築運用は困難と判断された。

i-SITE PORTALでは、一般的なWindowsインストーラーを用いて1時間以内に運用が開始できる。 なおかつ、運用しながら自在に構築が可能であり期間内の構築が可能なCMSである。
長期的なコストの低減
CMSは、コンテンツの登録管理はさすがに良くできているが、 運用を行いながらメニュー単位やページの移動、トップページを含めた再構築(変更)が困難であり、 その都度、CMSメーカーのエンジニアにお世話になるものもあった。 ポータルサイト構築から運用管理までのすべてを自社情報担当スタッフが行えることが必須条件。

i-SITE PORTALは、運用しながら構築が可能な設計となっている。 また、すべてを自社のスタッフで構築運用することも可能である。 さらに、ユーザが作成したプログラムコードを実行が可能となっており、Webサービスを含め、 将来的なシステム拡張にも柔軟に対応できる。