自治体向けソリューション
自治体の現状
自治体WEBサイトに求められる最大の役割は「正確な情報を必要なタイミングで確実に提供する」ことだと考えます。そのためには、WEBサイトの運用が滞りなく行える単純明快な操作性の実現が必須となります。また、情報の再利用性を高めつつ変化や修正にも柔軟に対応できる仕組みも必要です。さらに、2016年4月には、ウェブJIS(X 8341-3:2016)が制定され、今後、ますます情報の品質向上が求められます。このような背景から、情報を効率良く管理する仕組みであるCMS(コンテンツマネジメントシステム)の需要が高まっています。
多くの自治体WEBサイトが抱える問題
見栄えの統一感がない
見栄えの統一感がなくなると情報の信頼感が損なわれます。
情報が散逸している
異なる場所や部署から複数の編集者があちこちに情報を掲載すると情報が探しにくくなります。
ナビゲーションの一貫性がない
長期間にわたって手作業でナビゲーションの一貫性を維持することは困難です。
アクセシビリティへの配慮がなされていない
自治体のWEBサイトにはアクセシビリティに配慮した情報発信が求められますが、編集者の負担が著しく増加します。
編集作業が複雑すぎる
WEBサイト構築が専業でない編集者が複雑な操作を覚えるための時間を割くことは困難です。
煩雑な情報の公開設定
情報の公開・非公開の設定変更のたびに作業が発生していては迅速な情報公開の妨げになり操作ミスも発生します。
見栄えの統一を自動化
i-SITEでは、WEBサイト全体の見栄え、操作性の統一感を維持するために多数の機能を搭載しています。編集可能なページを制限する「ロール」機能、コンテンツを他のページで再利用するための「継承」機能、細やかなCSS管理機能などを利用すれば見栄えの統一感を維持できます。
情報の集約と柔軟な再利用性
編集者が複数いたり、物理的に遠く離れた庁舎や部署から一斉に情報の編集を行ったりして散らばってしまった情報を、一ヶ所に効率良く集約したり再利用したりする仕組みがi-SITEには備わっています。情報集約のための「ピックアップ」機能、月別カレンダーに掲載する「イベントカレンダー」機能、新着情報を配信する「RSSフィーダー」などです。
ナビゲーションを自動生成
今どのページを見ているのか、どのページを見てきたのか、どのページを見れば良いのかがわかるナビゲーション機能を、 i-SITEは自動的に生成し利用者の利便性を向上します。
全自動のアクセシビリティ配慮
情報へのアクセスのしやすさを意味するアクセシビリティの向上を手間をかけずに実現する仕組みが、 i-SITEには標準で用意されています。専門の知識と長時間の編集作業はまったく必要なく、システム全体が自動的にサポートします。
Wordライクな文書エディタ
i-SITEの文書エディタはHTMLなどの専門知識を必要としません。ウェブブラウザを使ってどこの部署からでも、どのパソコンからでも同じように情報を編集して発信できます。
正確に迅速に情報公開
正しい情報をすばやく利用者に伝えるためには、まず編集者自体の負担を軽減しミスをなくす必要があります。 i-SITEには、情報の公開を上位の管理者が判断する「承認」機能、時間がきたら自動的に情報を公開する「掲示期間」設定などが搭載されています。