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・ 2006年6月12日

PageRankは、誰のもの?[Web2.0]

発言者:kimino、カテゴリー:

「PageRank」を知ってるかな? そう、Googleのマジカルな数字。

でも「頁のランク」と思っている人は多いだろう。
実は Googleの創設者の一人 ラリー ペイジ(Larry Page http://www.google.co.jp/corporate/execs.html#larry)が考案したもので、文字とおり「Page」が考えたランクだから「PageRank(Wikipedia)」なのだ。

良質で、重要だったり、注目されたりしているコンテンツ(頁)には、たくさんのリンクが張られる。
だからリンクがたくさん張られているページは、検索結果の上位に出すべきものが多いということになる。
これはSEOの基本中の基本。

そこで、SEOよろしく自前でガンガンリンクするとランクはスルスルっと上がるんだけど、ある日突然 Google の「SEOスパム判定」で「Google八分」という状況になる。(通報もあるけどね)

「Google八分」は、ランクに影響するような不正を行ったと Google が判定すると、Gooogle の検索結果から消え、インターネット上から消滅したかのような状況のこという。

最近、「Google八分」が良くあるといわれている。
元々公明正大なシステム(ルール)である証拠として、一切人間の手が入らないシステマティックな判定であることを Google は自負しているのだが、どうも魔法の手から漏れることがあるようだ。

ある意味で誤判定?といえるかもしれない。こうなると「PageRankは、誰のもの?」と合点がいかなくなる。
PageRankは、リンクに注目しているわけだが、それは 一つのサイト内でも同様で、重要だったり、アピールしたいコンテンツ(頁)には、複数のリンクが張られる。
たとえば、新着情報・注目情報・プレスリリース・カレンダー情報・項目別・部門別インデックスなどなど、サイトの規模が大きくなればなるほど、この傾向は増す。特にCMSを使用するれば、管理も容易になるため、積極的なリンクが可能となる。

i-SITE PORTAL では、PickUpモジュールが重要な役目を果たしている。実際に大規模なサイトでは500近い項目で細分化され集約されていて、極端な話し一つのコンテンツを掲載すると 数百のリンクが自動的に生成され、項目ごと整理し集約されるのである。もちろんそれぞれがRSSフィーダーとしても配信される。

今後増えるであろうコンテンツ配信に長けたシステムに Googleは対応できるのか?
万が一にも対応できないとなると「PageRankは、Googleのものではない」ということになる。

i-SITE PORTAL の PickUp 機能は、Web2.0 でいうところの タグ(タギング)に非常に近いものがある。
しかし、掲載情報の集約分類が容易になるだけでなく、そのタグを再構成できたり、RSSフィーダーとしても提供できるのだ。

情報を確実に閲覧してもらえるマルチ View 掲載を、無理なく自然に実現する。

■i-SITE PORTAL PickUpによるタギングのイメージ

タギング と PickUp
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T.S. 人間 いつも ダッシュ

 ・GOOGLE,PAGERANK は Google Inc. の登録商標です。

2006年6月12日