web.configとはASP.NETの構成ファイルです。
web.config は XML ベースのテキスト ファイルで、ASP.NET Web アプリケーション サーバーの任意のディレクトリに置くことができます。 i-SITEでは公開サイトのルートディレクトリに1つ、モバイルサイトをご利用の場合はルートディレクトリの下の"m/"というディレクトリの下にもう1つあります。
ASP.NET は、ブラウザが直接 web.config ファイルにアクセスできないように IIS を構成し、このファイル内の値が公開されないようにします。web.config ファイルにアクセスしようとすると、ASP.NET は 403: Access Forbidden エラーを返します。
web.configにはサイトの基本となる構成情報が記載されていて、ASP.NETが予約している部分、i-SITEが予約している部分、ユーザーが任意に設定できる部分とに分かれます。上述のようにWeb公開されませんので、ブラウザ上から参照、取得することはできません。また、IISでの制限がかかっているのでi-SITEの[管理者ツール]の[システムフォルダ管理]からもダウンロードすることはできません(アップロードはできます)。修正する際にはローカルアクセス(=サーバーマシン上からの操作)で公開サイトのルートディレクトリがマッピングされている物理ディレクトリ上のファイルを操作します。XMLベースのテキストファイルですのでメモ帳などで編集できます。編集して保存した直後にそのweb.configを参照しているサイトのASP.NETが自動的に再起動し、新たな設定内容でサイトが構成されます。
設定可能内容についてはASP.NET関連書籍を参照してください。